
【活動報告】スポーツ庁主催「部活動の地域展開・地域クラブ活動の推進に向けた産官学連携フォーラム」2日目
【活動報告】スポーツ庁主催「部活動の地域展開・地域クラブ活動の推進に向けた産官学連携フォーラム」2日目
2025年8月26日(火)、スポーツ庁主催「部活動の地域展開・地域クラブ活動の推進に向けた産官学連携フォーラム」の2日目が開催されました。
午前の部:施策説明と事例発表
午前はまず、スポーツ庁 地域スポーツ課 竹河課長補佐より、国の政策方針についての説明が行われました。
- 少子化社会においても、子どもが継続してスポーツや文化活動に親しめる環境を保障すること
- 部活動を単なる「地域移行」ではなく、「地域展開」として発展させ、新たな価値を創造すること
- 改革を6年間の段階的プロセス(3年+3年)で進めること
が改革の基本軸として示され、法制度改正や財政措置、地域クラブ活動の認定制度、人材育成・費用負担の在り方など、国の具体的な支援策について詳しく説明がありました。
続いて行われた事例発表では、代表理事の乾が福岡県とともに登壇し、これまでの取り組みについて発表しました。300名を超える自治体関係者が参加する中、福岡県アスリート人材活用コンソーシアムを中心とした部活動地域移行の実践事例を紹介し、多くの参加者に強い関心を持っていただきました。
午後の部:ワークショップ
午後は、サブ会場にて自治体担当者向けのワークショップが行われました。各地域で直面する課題や工夫について意見交換がなされ、部活動の持続可能な運営モデルや地域クラブ活動の展開に向けた議論が活発に交わされました。
まとめと御礼
2日間にわたるフォーラムを通じて、国の方針や制度設計の方向性を改めて理解するとともに、全国の自治体や関係者との意見交換を通じて多くの学びを得ることができました。
最後に、本フォーラムの開催にあたりご尽力いただいた竹河課長補佐をはじめとするスポーツ庁ならびに博報堂の皆様に、心より御礼申し上げます。
