代表理事
乾 眞寛
ごあいさつ
令和4年9月、地域におけるスポーツの振興や健康なまちづくりを推進することを目的とした共同体、『福岡大学スポーツ・健康まちづくりコンソーシアム』(略称:FUスポまちコンソーシアム)が福岡市で設立されました。
このコンソーシアムは、福岡大学が地域のハブ的な役割を果たして、スポーツ参画人口の拡大や指導者育成、派遣に取り組み、子どもからシニア、高齢者、障がい者スポーツ、中学部活動地域移行など、幅広い年齢層を対象に、インクルーシブで多様な地域スポーツの機会や場の創造を目指しています。
FUスポまちコンソーシアムの事務局は、福岡大学内の社会連携センター内に常設されていますが、主にはコンソーシアムの定期的な幹事会や運営協議会(総会)の開催、運営を担当しています。
『一般社団法人FUスポーツコミュニティ』(FUSC)は、各種イベントや講座等の具体的な開催内容の検討や経費の管理、会場の確保や指導者、スタッフの配置など、準備から当日の運営までをトータルにサポートする法人組織として、令和5年9月7日に設立されました。
福岡大学が有する豊かなスポーツ資源(施設、指導者、学生、知見、研究)を活用しながら、自治体、行政、企業、地元プロチーム、スポーツ団体、合計19団体が連携して、地域課題の解決に取り組み、令和4年度には、20事業約4千人、令和5年度には、30事業5千7百人の方々がコンソーシアムの主催事業に参加されました。
一般社団法人FUスポーツコミュニティ(FUSC)は、今後とも新しい地域スポーツの価値創造と持続可能な体制づくりのために、多くの皆さまに事業の主旨をご理解いただきながら活動して参ります。
令和6年7月9日には、大学スポーツ資源を活用した地域振興を目的とした福岡大学と公益社団法人経済同友会様との包括連携協定書が締結されました。
今後は、地元の財界、一般企業の皆さまにも「健康経営」の観点から、幅広い多様性に富んだ本コンソーシアム事業に積極的にご参加頂きたいと考えております。
皆さまからのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和6年6月25日
乾 眞寛